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小児矯正について

おかしいと感じた時が
治療の開始時期です

矯正治療において一般的には12~15才の治療開始が最も良いといわれておりますが、これは第一小臼歯という犬歯の1つ隣(真ん中から数えて4番目)の歯が生えてくるからです。歯が並ばない小さな顎の場合、この第一小臼歯を抜いて、そのスペースを利用して歯を並べようとします。抜く歯が生えるのを待っているということになります。お子様の場合、噛む刺激が減少してしまい、バランスの取れた顔になりません。歯並びの問題は顔の問題に関係しています。目も目尻も上顎の骨の上に乗っています。上顎の骨の発育が悪ければ目が垂れたり、目の下にしわができてしまいます。

口がポカンとあいていれば、口の周りの「口輪筋」と呼ばれる筋肉が弱くなり、口元や唇の形が変わり、やがて出っ歯になってきます。人間の顔の変化は2回あります。1回目は生まれてから6才まで、2回目は11才になる小学5年生頃からです。6才になると前歯が生えかわり、1番奥の乳歯の後ろに「6才臼歯」と呼ばれる永久歯が生えてきます。6才までの顎の発育が不良の場合、永久歯の生えるスペースが不足して、永久歯が曲がって生え、歯並びが悪くなるのです。6才までに正しく発育できなかった顎を10才までに治して、2回目の顔の変化が起きる11才には自分の噛む力で良い顔を作ることが大切です。小学校卒業までを目標に矯正します。女の子の場合、14才で発育が終了してしまう子もいます。一生の顔の形にかかわる重要な問題です。様子を見ているだけでは発育不良の顔のままです。4歳以上であれば治療は始められます。早い時期に治療を開始しましょう。

こんな場合はご相談ください

TROUBLE

  • 歯並びがガタガタ
  • 噛み合わせが深い
  • 出っ歯が気になる
  • きちんと歯が噛み合わない
  • 出っ歯で口が閉じにくい
  • 遺伝的に歯並びに不安がある
  • 受け口で噛みにくそう