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妊娠中にインビザラインはできる?

  妊婦・妊娠のイラスト(赤ちゃん) こんにちは。福岡市博多区にある「たかの歯科クリニック」です!   インビザラインを用いた矯正治療は、ワイヤー矯正とは異なり、患者様の歯型をもとに作成したプラスチック製の透明なマウスピースを装着して歯列を整える治療方法です。   この記事では「妊娠中のインビザライン」についての注意点を解説していきます。インビザラインの治療の流れや治療期間も合わせて紹介しているので参考にしてみてくださいね   ■妊娠中でもインビザラインはできる!   ワイヤー矯正とマウスピース矯正、どちらも妊娠中に治療を受けることは可能です。ですのでインビザラインでの歯列矯正も結論から言うと治療は可能になります。ワイヤー矯正のように強い痛みや違和感を伴うこともなく、自由に取り外しができるので、インビザラインは妊娠中の心身に対して比較的負担が少ないと言えるでしょう。ワイヤー矯正は取り外しができないので、つわりが辛いときに苦痛を感じ、ストレスや疲労が溜まってしまうことも危惧されますが、そういったリスクもインビザラインであれば大幅に軽減されます。   ■妊娠中のインビザラインには注意点も   インビザラインを用いた歯列矯正は妊娠中でも可能とお話しましたが、妊娠中は通常よりも心も体もデリケートな状態なので注意をはらう必要があります。妊娠中にインビザラインをする際は下記のことに注意しましょう。   ①体調を第一優先する   妊娠中にもっとも大事なのはご自身の体調を最優先することです。体だけではなく心の健康にも注意してあげましょう。妊娠中は通常よりもホルモンバランスが乱れやすく、つわりや貧血といった症状が酷い方も少なくありません。   このような症状がひどい場合は、ストレスの少ないマウスピース矯正であっても苦痛を感じてしまうことがあります。当初の治療計画通りにはいかなくなる可能性が高いですが、歯列矯正は一度中断しても治療を再開することは可能です。妊娠中にストレスを感じたり、体調が芳しくない場合は、マウスピースを取り外して出産後に治療を再開しましょう。   ②産婦人科と歯科医院で連帯をとり情報共有する   産婦人科には矯正治療をしていることを、歯科医院には妊娠中(もしくは妊娠している可能性があることを)しっかり伝え、連帯がとれるようにしておきましょう。何かあったときに自分の体とお腹の中の赤ちゃんを守ることに繋がります。また、出産予定日付近になると歯科医院への通院が難しくなることもあります。そういった情報をあらかじめ歯科医院の担当医に共有しておくのが良いでしょう。産婦人科と歯科医院、どちらにも治療状況について説明しておくと自分の心の安心にも繋がります。   ③虫歯や妊娠性歯肉炎に注意する 妊娠中につわりの症状が酷いと、ブラッシングをしっかり丁寧に行うことが難しいケースもあります。しっかり歯磨きされていないとどうしても磨き残しが出て汚れが蓄積されてしまいます。そうなると気づかないうちに歯茎に炎症がおこり「虫歯」や「妊娠性歯肉炎」を引き起こすリスクも想定されます。 放置してしまうと歯周病に発展してしまうため、早急に歯科医院に相談する必要があります。このほかにも、食べづわりによる間食の増加などで虫歯のリスクを高めることがあります。妊娠中は通常よりも虫歯や妊娠性歯肉炎になりやすいということをしっかりと理解し、自己管理には気を使いましょう。おうちだけのケアでは不十分な点も出てしまうので、定期検診でプロにしっかり診てもらうことも大切ですよ。 ■レントゲンや麻酔、投薬は大丈夫? 妊娠中に麻酔を打つのは避けるのが基本です。しかし、タイミングや時期をずらせば治療を進行できるケースもあります。矯正治療をするにあたって抜歯が必要になるケースだと麻酔が必須になるので注意してくださいね。投薬に関しては、患者様の体質や妊娠周期、現在の体の状態など、懸念点を踏まえたうえで安心安全と判断されたものだけが処方されているため、心配はいらないでしょう。とはいえお薬に関する不安は、速やかに相談しておくのがおすすめです。 麻酔と同様妊娠中のレントゲン撮影は避けるのが望ましいですが、レントゲン撮影をするときは必ずX線を遮断できる防護用エプロンを着るため、赤ちゃんへの影響はほとんどないと言われています。 ■インビザラインの治療期間はどのくらい? インビザラインの歯列矯正の期間は、その人の歯並びや口腔内の健康状態によって個人差が大きく影響しますが、一般的には約2年〜2年半ほどといわれています。 しかし、症状によってマウスピースを取り外し、治療を一度中断した場合は、当初の治療計画よりも期間が長くなってしまう可能性があるので念頭においておきましょう。 ■インビザライン治療の流れ ①カウンセリング 歯列矯正をはじめる前には必ずカウンセリングが行われる。無料で実施している医院も多いので、公式サイトなどで確認してみましょう。ここで不安なことや疑問点、改善したいことなどを話しておくようにしましょう。 ②検査・スキャン  レントゲン撮影やCTなどで、口腔内の状態が検査されます。歯列矯正は歯並びだけではなくお口の中の健康状態も大きく関わるため、虫歯や歯周病がないかどうかを確認し、もし見つければそちらの治療が優先的に行われます。 ③クリンチェック  3Dスキャナー(iTero)を用いてクリンチェックが行われます。コンピューター上に3D画像が映し出され、目視で現在の歯列と治療の流れを確認することができます。これはインビザライン特有のメリットでもあります。 ④歯列矯正治療開始・定期検診 クリンチェック後患者様の同意を経てマウスピースの発注が行われ、届き次第歯列矯正がスタートされます。定期通院の指示がありますのでそれに従い歯科医院に行くようになります。 ⑤保定期間  インビザラインでの歯列矯正が完了したらそれで終わりではなく、歯の後戻りを防ぐための保定期間が必要になります。安定するまでリテーナーと呼ばれる保定装置を装着し、歯を正しい位置にとどめておきます。歯列矯正と同じくらいかそれ以上の期間必要になります。   ※医院によって異なる場合がございます。 ■まとめ インビザラインは妊娠中でも比較的ストレスが少ない歯列矯正ができる方法ですが、体がつらいときは決して無理をせず健康を最優先させましょう。不安なことは歯科医院や婦人科の担当医に相談して心の負担もなくしていきましょう。