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インビザラインファーストで治療中に子どもが虫歯になったらどうする?

こんにちは。福岡市博多区にある「たかの歯科クリニック」です!


インビザラインファーストは成人矯正のインビザラインと同様に、透明のマウスピースを装着して歯並びを整える治療方法です。取り外しができ、従来のワイヤー矯正よりもお手入れがしやすいので虫歯のリスクは少ないものの、お手入れを怠ってしまうと虫歯になってしまうことがあります。


この記事では、インビザラインファースト治療中に子どもが虫歯になってしまった場合どうなるのか、虫歯にならないための予防方法などを詳しく解説していきます。


■インビザラインファーストってどんな治療?

インビザラインファーストは、6歳〜10歳くらいの子どもを対象に適用される、マウスピース型の歯列矯正装置です。1日20〜22時間以上装着することで歯を正しい位置へと誘導し、歯が綺麗に並ぶスペースを確保します。

子どもの虫歯の原因と予防方法

子どもの虫歯の主な原因には、不適切な口腔衛生や食事習慣、フッ素不足、遺伝などがあります。定期的な歯磨きやフッ素の利用、砂糖や酸性飲料の摂取の制限などを意識することで虫歯を予防できます。矯正治療中は虫歯になりやすいと言われているため、特に注意が必要です。ワイヤー矯正よりもリスクは低いといえど、虫歯予防を徹底する必要があります。


■インビザラインファースト治療中の虫歯のリスク

インビザラインファースト治療中には、マウスピースが装着されている時間が長くなることや、食事後の清掃不足が原因で、虫歯のリスクが高まる可能性があります。また、マウスピースが適切に装着されていない場合に歯の部分が露出し、虫歯が進行するリスクもあります。

■インビザラインファースト治療中に子どもが虫歯になってしまったらどうなる?

インビザラインファースト治療中に虫歯になってしまった場合、虫歯の治療が優先されるケースが多くなります。虫歯を放置してしまうと進行してしまう可能性が高く、お口の中の衛生環境も悪化してしまいます。虫歯の治療が優先されると矯正治療は一度中断されるので、当初予定されていた治療期間よりも伸びてしまう可能性があります。治療期間が延長されると子どもも億劫に感じてしまうため、虫歯にならないように保護者の方も注意してサポートしてあげましょう。

■虫歯予防のためのケア方法

インビザラインファースト治療中に虫歯にならないように予防するためには、口腔衛生の重要性や食事習慣の見直し、マウスピースの適切な取り扱いや清掃方法が重要です。

・水以外を口にするときはマウスピースを外す

水以外を口にするときは、マウスピースは必ず取り外すようにしましょう。食べ物だけでなく、飲み物にも注意が必要です。ジュースやスポーツドリンクは糖分が高いため、マウスピースをしたまま口にしてしまうと、マウスピースやお口の中に細菌が溜まりやすくなり、虫歯のリスクも高くなってしまいます。

・磨きにくい箇所はデンタルフロスなどを活用

矯正治療中に限った話ではありませんが、歯ブラシだけでは細かいところや奥まで磨くことが難しいこともあります。デンタルフロスやタフトブラシなどを活用して歯間部や歯茎と歯の間や溝など、隅々までしっかりお手入れできるようにしましょう。子どもひとりでは難しいため、保護者の方も一緒にお手入れしたり、手伝ってあげるようにすると子どもも前向きに取り組んでくれるでしょう。

■定期的な歯科検診も重要です

セルフケアを丁寧に行うのはもちろん、定期的に歯科医院で歯科検診を受けることも重要です。プロフェッショナルケアを受けることで、自力で除去できない汚れも綺麗に落とすことができます。歯科医師から指示される通院頻度は守り、お口の中を清潔に保てるようにしましょう。

■インビザラインファースト治療と虫歯治療は併用できる?

矯正治療と虫歯治療を併用できないわけではありませんが、虫歯治療を受ける場合、治療中の歯に影響を与えないように、マウスピースの装着と取り外しのタイミングを調整する必要があります。歯科医と相談して、適切なスケジュールを設定しましょう。

■まとめ

インビザラインファーストで子どもが治療をしている期間は、保護者の方のサポートが欠かせません。ただでさえお口の中に装置を取り付けていて子どもは不快感を感じているため、ケアを嫌がらないように楽しくできる工夫をしてあげてください。