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インビザラインファーストの治療の流れ

 

インビザラインを手でもっている様子

 

こんにちは。福岡市博多区にある「たかの歯科クリニック」です!

子どものうちに行う小児矯正は、成人矯正では得られない効果を得ることができます。

この記事では小児矯正で使用する矯正装置「インビザラインファースト」について解説していきます。

■小児矯正と成人矯正では何が違う?

 

小児矯正は大人とは違い、まだ成長途中の時期に行います。

成長が盛んな時期に歯列矯正を行うので成人矯正では得られない効果を得ることができます。

 

骨格もまだ完成されていない状態のため、顎骨の正しい成長を促し、骨格的なバランスを整えることも可能です。お子さまの今後の顔立ちにも影響を与えるため、6〜12歳頃に矯正治療を行ってあげるのがおすすめです。

■インビザラインファースト矯正とは?適正な時期


インビザラインファースト矯正とは、1997年に誕生した、成長期にあたるお子さまに使用するマウスピース型矯正装置です。矯正装置の形自体は、成人矯正で使用するインビザラインと変わらず、透明で目立たない見た目をしています。インビザライン同様、技術の研究と共に改良が進められ、日々進化し続けています。

インビザラインファーストは、永久歯と乳歯が混在している6歳〜10歳頃のお子さまを対象としている矯正治療です。とはいえ、年齢は目安であり、大事なのは歯の年齢です。詳しいことは歯科医院に相談してみましょう。

■インビザラインファーストの適応条件


先述したインビザラインファーストの適齢を目安に、下記の適応条件を満たした場合にインビザラインファーストが使用されます。

①切歯のうち少なくとも2歯が3分の2以上生えている

②第一大臼歯が生えている

③少なくとも残っている乳歯(C、D、E)が4分の3ある

④少なくとも生えていない状態の永久歯 (3、4、5)が2歯以上ある

③④は一方を満たしていれば大丈夫です。

とはいえ、この状態を満たしているかどうかはプロの目線でないと判断が難しくなるため、お子さまとご家族が一緒に歯科医院に来院して判断してもらいましょう。

■インビザラインファースト矯正の流れ

※下記の流れは歯科医院により少々異なる可能性がございます。

①カウンセリング・無料相談

矯正治療を受ける際は、まず歯科医院でカウンセリングや無料相談を受けます。何に悩んでいるのか、どんなことを改善したいのかなど、治療の目的を歯科医師に話し、歯科医師からも矯正治療の詳しい説明が行われます。不安なことや疑問点はしっかり確認し納得したうえで治療に移行できるようにしましょう。

②必要な精密検査

カウンセリングのあと、治療をはじめる前には必ず口腔内検査やレントゲン撮影、顔写真やお口の中の写真撮影が行われます。このときに虫歯や歯周病がある場合はそちらの治療が優先されます。しかし、虫歯が初期段階で小さい場合などは経過観察で矯正治療にそのまま移行することもあります。その後、矯正装置を作るために型取りをします。

③矯正治療開始

型取りをして製作されたマウスピースが届いたら、いよいよ矯正治療開始です。最初にマウスピースを装着する際は、歯科医院で行います。歯にきちんとフィットしているか、治療は計画通り進みそうかなどをチェックしてもらいます。その後、歯科医師からマウスピースの着脱方法やお手入れの仕方、マウスピースに関する注意事項などの説明が行われます。

④定期検診・メンテナンス

治療が開始してからも歯科医師の指示に従って定期検診に通う必要があります。治療の段階に合わせて新しいマウスピースに付け替えていきます。治療計画通りに進めるためにも通院頻度を守り、指示にしっかり従いましょう。

⑤保定期間

インビザラインファーストで矯正治療が終わった後は、適切な位置に移動した歯をしっかりとその位置に固定するために保定装置を装着する保定期間が必要になります。保定期間をサボってしまうと歯が後戻りしてしまうリスクがあるのでしっかり保定期間を守りましょう。

■まとめ

インビザラインファースト治療は、従来の矯正治療方法よりも目立たない装置を使用するため、周囲の目が気になるお子さまにもおすすめです。当院でもインビザラインファーストを取り扱っておりますのでぜひご相談ください。