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インビザラインファーストで失敗した例は?後悔しないための原因と対策
こんにちは。福岡市博多区にある「たかの歯科クリニック」です!
小児矯正で使用されるインビザラインファーストは、成長過程にあるお子さまにとても適した治療方法です。メリットも大きな治療ですが、その分デメリットや起こりうるリスクも知っておく必要があります。
この記事ではインビザラインファーストで後悔しないために、知っておきたいことを解説していきます。
■マウスピース型矯正装置「インビザラインファースト矯正」
成長が盛んな時期のお子さま向けに開発されたのがマウスピース型矯正装置「インビザラインファースト」です。成人矯正で使用するインビザラインと同じ仕組みで歯列矯正を行います。一般的な矯正治療の場合、永久歯が生え揃った状態で行いますが、インビザラインファーストは一部の乳歯が残っている状態でも治療することが可能です。透明なので、周囲の目が気になるお子さまにもおすすめです。
■インビザラインファーストで失敗!? 知っておきたい注意事項と対策
①装着時間を守らない
インビザラインファーストは取り外し可能な装置ですが、一日20〜22時間以上という装着時間は必ず守る必要があります。食事や歯磨きをするとき以外はほとんど装着していることになりますが、定められた装着時間を守らないと治療計画通りに歯が動かなくなってしまいます。特にお子さまの場合は治療目的を理解することが難しいケースも多く、自己管理も厳しくなるので注意が必要です。
【対策】
指示通りの装着時間をしっかり守ることが何よりも大切です。食事や歯磨きをするとき以外はずっと装着している状態になるため、常に身に着けていることに慣れる必要があります。はじめはお子さまも違和感を感じてストレスになってしまうかもしれませんが、ご家族もしっかりサポートと管理をしてあげて装着時間を守れるように工夫してみてあげましょう。
②お手入れを怠ることによる虫歯や歯肉炎の発症
インビザラインファーストは取り外しが可能な矯正装置ですが、装着時はお口の中が清潔である必要があります。適切な歯磨きをはじめ、デンタルフロスや歯間ブラシなどでのお手入れを怠ってしまうと、虫歯や歯肉炎になってしまい、装着時間が守れなくなってしまいます。装着時間が不足すると計画通りに進まなくなってしまいます。
【対策】
虫歯や歯肉炎にならないようにするためにもお口の中の衛生管理は徹底しましょう。お子さまだけでは難しいため、ご家族も一緒に行うなどの行動をするとおすすめです。お口の中はもちろん、マウスピース自体も清潔に保つことが重要です。どちらも清潔な状態を保てるよう、お子さまをしっかりサポートしてあげてください。
③治療計画通りに進まないことがある
一部のお子さまのなかには、当初の治療計画で予想していたよりも歯の動きが少なくなってしまうことがあります。すると治療期間が延びてしまうので、注意が必要です。
さらにお子さまは成長期にあたるため、予想以上に歯が動いてしまうこともあります。治療計画通りにすべてが進まないこともあることを理解しておきましょう。
【対策】
治療計画通りに進まない多くの原因は装着時間の不足ですが、中には、新しい段階のマウスピース交換を適切に行っていないというケースもあります。歯科医師の指示に従って、決められた期間にマウスピースを装着・交換していくことで適切な位置に歯を動かしていきます。
マウスピースの交換を正しい時期に行わないと、歯が予想していた通りに動かなくなってしまう恐れがあります。また、マウスピースの着脱方法も理解していないとマウスピースが破損してしまうリスクがあるため、取り扱い方にも十分注意する必要があります。
④矯正治療後に後戻りをしてしまう
インビザライン同様、インビザラインファースト矯正でも、治療後に保定期間が必要になります。
保定期間は歯を正しい位置に動かした後、もとの位置に戻ってしまわないよう、保定装置を取り付け、固定するための期間です。定められた保定期間を守らないと矯正治療でせっかく正しい位置に歯を動かすことができても後戻りしてしまう恐れがあります。矯正治療の失敗例のなかでも後戻りは頻繁にみられる原因です。
【対策】
後戻りを防ぐためには、歯科医師の指示通りしっかり保定期間を守ることが重要です。矯正治療で状態が良くなったからとお子さまやご家族自身で自己判断してしまわないよう、歯科医師の指示にしっかり従い、お子さまが保定期間も乗り切れるように工夫してあげましょう。
■まとめ
インビザラインファースト矯正中のお子さまにはサポートが欠かせません。大人よりも自己管理が難しいため、一緒に生活している方々のサポートはとても大切です。
当院でもインビザラインファーストを取り扱っております。気になる方はぜひ当院にご相談ください。
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